楽しみなお弁当

楽しみなお弁当

私は毎日奥さんにお弁当を作ってもらっています。
私の奥さんは今、初めての妊娠をしていて先日産休に入った為、「これが今の私の仕事だから」と毎日重いであろう体を起こし私の為にお弁当を作ってくれます。
共働きだった為、決して料理がうまいとは言えず、中身もほとんどは冷凍食品・昨日の夕食の残り等ですが、それでも私より早く起き出来るだけマンネリ化しないようご飯に梅干しだったのが、のり弁風に変わったり、ふりかけにかわったり、そぼろになったりと工夫が伝わってくるのでいつもお昼の時間が楽しみです。
しかも、私の体は普通の人より少し大きく(簡単に言うと肥満です)お弁当のサイズが通常の人より大きい為、2段の弁当箱の隙間を埋めるのが大変と言われます。
通常だったら、コンビニ弁当とラーメンを食べるくらいの量がないと満足出来ないので、お弁当だけでは足りないのではと、お弁当と別におにぎりを
握ってくれたりする事もあります。先日は、ご飯が炊けていなかったため、食パン6枚で6種類ものサンドイッチを作ってくれました。
通常は6枚も食パンを食べる事は無いのですが、味が6種類あった為ついペロリと食べてしまいました。
そんな奥さんが、先日申し訳なさそうに「今日は冷蔵庫に何も入ってなくて…ごめん。」と言いながらお弁当を渡してきました。
家を出るときはそんなに気にする事も無く、お昼になるまでお弁当を開ける事も無かったのですが、
お昼の時間になり、いつも通りのお弁当箱を開けると…びっくり!
上の段も下の段もご飯…!「えっ…」と正直思いました。
その時改めて奥さんが申し訳なさそうにしていたのを思い出しました。
しかし、白ご飯に梅干し等ではなく、下の段はオムライス・上の段は焼き肉弁当風になっていたので、そこに奥さんの優しさを感じました。
以前、おかずの段に卵焼きだけが敷き詰められていた事もあったなと思い出し、思わずニヤついてしまいました。
そういう事があるからこそ、私はお昼のお弁当の時間は毎日楽しみなのです。
子供が無事に産まれ、奥さんが忙しくなり、白ご飯に梅干し弁当にならないよう祈って、今日も私はお弁当を楽しみにしています。